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会長あいさつ

会員の皆様におかれましては、平素より秋田県臨床検査技師会の運営・活動にご理解、ご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。この度、令和6年度6月15日に開催された通常総会に於きまして、令和6・7年度の新役員が承認され、高橋一彦前会長の後任として役員推薦員会からご推挙いただき、第19代目の会長職を拝命いたしましたJA秋田厚生連大曲厚生医療センターの佐藤友章です。

70年以上の歴史と諸先輩方が脈々と築き上げてきた秋田県臨床検査技師会を継承していく責任の重さを痛感するとともに、時代が求める医療体制の変化にも適時対応できるよう、皆様にお力添えいただきながら執行役員、理事一同、着実に歩みを進めてまいる所存です。

ここ数年来は、コロナ禍により会員参集による事業が制限される事が多かったのですが、今年度からはコロナ禍前のように集合型で学会・研修会等の事業を実施するよう企画、開催されています。それにより、知識や技術の研鑽はもとより、会員の交流が再び活発化することが期待されます。また、研修会等では引き続きZOOMを利用した開催も実施予定であり、より多くの会員が参加できるよう支援してまいります。皆様にはこれまで以上に研修会をはじめとした技師会の事業を活用していただきますようお願い申し上げます。さらに、職能団体として他団体との連携は勿論のこと、県民に向けた啓発活動も積極的に行い、臨床検査技師という職種を広く一般に認知していただけるよう努めてまいります。

また、令和4年より実施してきた医師の働き方改革に伴う「タスク・シフト/シェアに関する厚生労働大臣指定講習会実技講習」は、これまでに5回開催し延べ294名の会員が受講を修了しております。臨床検査技師の業務拡大が認められる大切は研修会であり、引き続き開催いたしますので、未受講の会員は是非とも受講して下さるようお願いいたします。

今年度(令和6年)からは、臨地実習において受入れ施設に「臨地実習指導者講習会」を修了した技師の在籍が必要となりました。各施設においては次世代の臨床検査技師育成のための取り組みを進めていることと思いますが、秋臨技としても若手・中堅技師を対象に地域医療を担う臨床検査技師の育成など将来を見据えた取り組みを進めてまいります。

近年の取り組みとして、日臨技は災害時の支援のため、自治体、卸連合など関係各団体との協定締結を推進しているところです。当会としても日臨技と連携しながら災害発生に備えた組織的な対策と体制づくりを進め、関係各団体と災害支援活動協定の締結を目指すべく準備を進めてまいります。

今後も技師会活動を推進し、日本臨床衛生検査技師会、関係各団体の皆様とも連携を図り、臨床検査全般を通した、公衆衛生の向上及び県民の健康保持・増進にもこれまで通り寄与するべく努めてまいります。どうぞ皆様のご支援とご協力を賜りますよう何卒、お願い申し上げます。

一般社団法人 秋田県臨床検査技師会

会長 佐藤 友章